すぐに自分の意見を言える??
全国学力テストの結果が話題になりましたね。
中学生の英語で「話す」問題の
正答率がとても低かったということで…
【記事元はこちら→読売新聞オンライン】
内容は、
「留学生によるプレゼンを聞き、
レジ袋を廃止するかどうか自分の考えと理由を
30秒間で話す」
というもの。
私がふと思ったことは
「中学生がこの質問に
日本語でもパッと答えられるのかな?
普段から意見を言う練習をしていないと、
英語でも言えないのでは??」
ということです。
ただでさえ、
「みんな同じ意見を持つことがいい」と
されがちな日本…
読解力や意見力を育てる取り組みは
各学校や担任の先生にもよりますよね。
どうすれば
意見を持つ機会を増やせるのでしょうか?
おうちでできる!〇〇活用法
そこで
教員時代に勤務校で行っていた
取り組みを思い出しました。
それは新聞を活用した
NIEのワークシートです!
※NIEって?
Newspaper in Educationの略
(「教育に新聞を」の意味)
学校や家庭で新聞を教材として
活用する取り組みのことです
主に学校で先生が行うことが多いですが
ご家庭でもサイトからワークシートを
ダウンロードできるので
家で新聞を取ってない!という方にも
おすすめなんです
こちらのホームページを見てみると
→NIEのホームページへ
各新聞社のワークシートが載っています
利用登録が必要な新聞社もありますが
登録不要でダウンロードできるものもあります
親が毎回新聞をチェックして
記事を探したり、
質問を考えたりする必要がないのが嬉しい!
まずはお子さんが興味のある記事を選んでもらっても◎
取り組みの注意点は?
ただし取り組みには注意点が一つあります
それは
必ず親も同じワークシートをやる
ことです
「これプリントしたよー!やっといて」
ではなく
お互い取り組んだ後に
「〇〇の問題についてどう思う?」
と意見を出し合うことで
自分の意見+人の意見も聞くことができます
自分の意見は誰かに聞いてほしいし
他の人がどう思ったかも聞きたいですよね。
親も前もって目を通して聞きたいことを
考えておくとスムーズです。
習慣化するコツは?
高校に勤務していた時は
「毎週〇曜日がNIEの日」
と担当の先生が決めて、全校生徒で朝の時間に取り組んでいました
ご家庭でも「〇曜日のこの時間帯」
と決めたら取り組みやすいし、習慣化しやすいです
毎日やろう!と思うとしんどくなるので
まずは週1からおすすめです
まとめ
「読解力」や「自分の意見を持つこと」は、
すぐにできるようにはなりません。
子どもが乗り気でなくても
まずは親が
「こんなニュースがあって、自分はこう思った」と
子どもに伝えられるようになる!
ことを目標にすると
「子どもがやってくれなーい!」とイライラすることもないと思います
まずは親自身が
楽しんで取り組んでほしいなと思います♪
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